よしなしごと

日常と想像のおはなし

四季成りイチゴ

季節を問わずイチゴを楽しめるらしくて 四季成りイチゴという苗を育てています。
けれど、イチゴの実を楽しめたのは春だけでした。それでも枯れてはいないので水や肥料を与えて可愛がっていいたらランナー(つるの事です)を伸ばして 新しい株が出来たのです。うわぁ!イチゴってこうやって増えるんだぁ~!と 何かで読んで知っていたハズなのに 実際に見たら感動しちゃいました(笑)。百聞は一見に如かずって こーゆー事なのね!って。そうしてまた春が来て イチゴは可愛い白い花を咲かせてくれました。花びらが散った後、花の中心がふっくらとしてきて 黄緑色の実になります。それが大きく赤くなって 私達がいつも見ている真っ赤な苺になる訳です。
ある日の朝、清々しい朝日と 珍しく小鳥たちの声で目が覚めました。
なんて気持ちの良い朝なんだろうと カーテンを開けると 見事にイチゴは鳥に食べられていました。その瞬間、さっきまで可愛い声だと思っていた鳥が 敵に思えてしまいました。ご馳走様~♪と歌っていたのでしょうか。今回だけは許してやるっ!今回だけだぞ!!と、悔しがる自分の器の小ささを痛感した日でした。